
アンコールワット អង្គរវត្ត
12世紀に建てられたヒンドゥー寺院で、のちに仏教寺院となった世界遺産。西参道から池越しに五つの塔を望む朝日が定番で、第一回廊の壁面レリーフも見どころ。
- 日の出観賞は日の出の1時間以上前に着くと池の前の場所を確保しやすい
- 肩と膝を隠す服装が必須
- 第三回廊(中央祠堂)は12歳未満入場不可、仏教の祝日は閉鎖。混雑時は入場制限と待ち時間あり

Siem Reap (Angkor)
アンコール遺跡を巡る、カンボジアの拠点都市
カンボジア観光の拠点都市で、世界遺産アンコール遺跡群の玄関口。朝日のアンコールワットから、バイヨン、タ・プローム、郊外のバンテアイスレイやトンレサップ湖の水上村まで、トゥクトゥクで回れる。夜はパブストリートとファーサーカスも楽しめる。
おすすめ 3泊4日〜4泊5日シェムリアップ(アンコール遺跡)を旅する前に知っておきたいポイント
乾季の11〜2月が過ごしやすく、日中の気温が比較的低い。3〜5月は暑季で35℃を超える日もある
雨季は5〜10月。スコールが午後に多く、トンレサップ湖の水位が上がる。9〜10月が降雨のピーク
一年中暑く、通気性のよい長袖・長ズボンが向く。帽子、サングラス、日焼け止め、虫よけを用意する
米ドル(USD)とリエル(KHR)を併用。目安は1USD=約4,000リエル。1ドル未満のおつりはリエルで返ってくることが多い。破れたドル札は受け取りを断られやすい
クメール語(観光地では英語が通じやすく、日本語ガイドも多い)
日本より2時間遅い(日本が12:00のとき10:00)
230V / A・C・Gタイプ。日本の電化製品は変圧器が必要な場合がある
義務ではないが、ガイド・ドライバー・スパでは1〜5USD程度のチップが喜ばれる
日本国籍は観光でもビザが必要。公式のe-Visa(evisa.gov.kh、観光30USD前後・取得に数営業日)またはアライバルビザ(空港で取得)を使える。入国前にはe-Arrivalカードのオンライン申請も必要(出発の7日以内、要最新確認)。外務省・大使館の最新情報を出発前に確認する
USD現金が基本。大型ホテルやレストランではカード(手数料が付く店あり)、QR決済(KHQR)も普及しつつある。屋台・トゥクトゥクは現金
空港や市内でSIM・eSIMを購入できる。観光客向けのデータSIMは数USDから。Wi-Fiは多くのホテルやカフェにある
シェムリアップ・アンコール国際空港(SAI)
主要スポットの位置関係。番号をタップすると Google マップで開きます
地図: Esri, HERE, Garmin, © OpenStreetMap contributors
寺社名所絶景自然市場ナイト美術館・博物館買い物

12世紀に建てられたヒンドゥー寺院で、のちに仏教寺院となった世界遺産。西参道から池越しに五つの塔を望む朝日が定番で、第一回廊の壁面レリーフも見どころ。

アンコールトム中心の仏教寺院で、観世音菩薩とされる巨大な四面の尊顔塔が林立する。回廊のレリーフには戦いや市井の暮らしが彫られている。

王宮前に延びる長さ約300mのテラスで、象の彫刻が並ぶ壁面が続く。隣のライ王のテラスには二重の壁に細かな彫刻が残る。

大木の根が回廊や門を覆う、ジャングルに飲まれたような雰囲気が人気の遺跡。補修を最小限にした景観で、崩れた石材が各所に残る。

市街中心にある市場で、生鮮食品、屋台、土産物、衣類が集まる。周辺にはカフェやスパも多い。

土産物、雑貨、衣類、軽食の店が集まる夜市。夕方から営業し、パブストリートから歩いて行ける。

バー、レストラン、マッサージ店が並ぶ繁華街。夜は路上に人が集まり、ライブや生ビールが楽しめる。


タ・プロームの近くにある僧院風の遺跡。人が少なめで、崩れかけた回廊と彫刻が静かに残る。向かいのスラ・スランは夕日の名所。

10世紀の山岳寺院で、赤みを帯びたレンガと砂岩の基壇に登って遺跡群と平原を見渡せる。夕日の観賞スポットとして知られる。

非営利団体が運営する、カンボジアの物語を軸にしたアクロバット・音楽・ダンスの公演。毎晩20時から開演。

10世紀後半の小さなヒンドゥー寺院で、赤い砂岩に施された彫刻の細かさで知られる。女神像は「東洋のモナリザ」と呼ばれる。

修復をほとんどされず、崩れた石材と樹木が絡み合う遺跡。木の通路を歩きながら、アンコールワットと同系統の造りを遠景で味わえる。

伝統工芸の職人を育成する工房兼ショップ。シルクや木彫、石彫の制作現場を見学でき、品質の確かな土産物も揃う。

アンコール遺跡の歴史や仏像、レリーフの展示を回る博物館。遺跡見学の前後や雨の日の予備知識として向く。

トンレサップ湖畔の高床式家屋が並ぶ水上村。雨季は水没林の間をボートで進み、乾季は村の高床家屋が地上に立ち並ぶ姿が見られる。
5つのコースから、旅のスタイルに合うものを選べます
| コース | テーマ | 対象 | ペース | 交通 | 予算 |
|---|---|---|---|---|---|
| コースA | 初めてのアンコール遺跡 | 初めて・夫婦・カップル・写真好き | アクティブ | トゥクトゥク(貸切) | 1人 8,000〜12,000円前後(アンコールパス1日券・トゥクトゥク・食事) |
| コースB | 遺跡をゆったり巡る | 2回目・夫婦・カップル・歴史好き | 標準 | トゥクトゥク(貸切) | 1人 8,000〜13,000円前後(アンコールパス・トゥクトゥク・食事・公演) |
| コースC | 郊外の遺跡を訪ねる | 2回目・冒険好き・写真好き | アクティブ | 貸切車またはトゥクトゥク | 1人 10,000〜16,000円前後(アンコールパス・別料金の入場料・車・食事) |
| コースD | 雨の日の屋内プラン | 雨の日・家族・のんびり | ゆったり | トゥクトゥク(市内のみ) | 1人 7,000〜12,000円前後(博物館・料理教室・スパ・公演) |
| コースE | 水上の暮らしを見る | 家族・2回目・のんびり | ゆったり | トゥクトゥク+ボート | 1人 6,000〜10,000円前後(ボート・車・食事) |

コースA








コースB





コースC





コースD





コースE



雨季(5〜10月)は午後にスコールが来ることが多い。屋内の博物館、工房、スパ、料理教室、公演を軸にし、遺跡は朝の晴れ間に回す。雨の遺跡は石段が滑りやすい。




非営利団体が運営する、カンボジアの物語を軸にしたアクロバット・音楽・ダンスの公演。毎晩20時から開演。
営業: 公演は毎晩20:00開演(11月〜3月は一部の曜日に17:00の公演あり)



シェムリアップ(アンコール遺跡)で味わいたいもの

អាម៉ុក
5〜10USD前後
魚や鶏肉をココナッツミルクとクルーン(香草のペースト)で蒸した料理。バナナの葉で包んだ形が定番で、やさしい辛さ。
クメール料理店 / オールドマーケット周辺

ឡុកឡាក់
5〜9USD前後
角切り牛肉を甘辛く炒めた料理。ライムと黒胡椒(カンポットペッパー)のつけダレで食べる。
市内のクメール料理店 / 屋台

គុយទាវ
2〜4USD前後
豚骨ベースの透き通ったスープに米麺を入れた朝食の定番。ハーブとライムで好みの味に整える。
オールドマーケット周辺の食堂 / 朝の屋台

នំបញ្ចុក
1.5〜3USD前後
米粉の細い麺に、魚のグリーンカレー風ソースと生野菜をかけて食べる国民的な麺料理。朝ごはんに食べられる。
市場の屋台 / 地元食堂

បាយសាច់ជ្រូក
2〜4USD前後
炭火焼きの豚肉と甘いたれをのせた朝食用のご飯。付け合わせの漬物と、スープが付くことが多い。
朝の屋台 / オールドマーケット周辺

សម្លការី
5〜9USD前後
ココナッツミルクとクルーンで煮込むカレー。タイカレーより辛さが控えめで、甘みと香りがある。バゲットや米飯と食べる。
クメール料理店 / 市場の食堂

នំស្ករត្នោត
1〜3USD前後
ヤシの樹液から作る黒糖を使った素朴な菓子。もち米の蒸し菓子、ココナッツ菓子、ヤシ砂糖のキャンディなどがある。
オールドマーケット / 市場の菓子屋
シェムリアップ(アンコール遺跡)で行きたい飲食店 30軒

伝統的なクメール料理を地元食材で出す人気店。魚のアモックや焼きナスと豚肉の料理が名物。
名物フィッシュアモック / 焼きナスと豚肉

リバーサイドにあるクメール料理店。朝食のフリーフロー(クイティウ、ノムバンチョックなど)も用意。
名物アモック / クイティウ(朝食) / ノムバンチョック(朝食)
姉妹が切り盛りするクメール料理店。季節で変わる7品のコースが中心。
名物7品コース(月替わり)

伝統的な木造家屋で食べるクメール料理。ロックラックやクルーンの串焼きなど。
名物ロックラック / クルーン串焼き

クメールの食材とフランス料理の技法を合わせた創作料理。木造家屋で夜のコースのみ。
名物サラマンカレー / 6品コース
若者に接客の技術を教える研修を兼ねたカジュアルな店。クメール料理のほか春巻きなど。
名物ノムクロック / 牛肉の串焼き

中庭のある伝統風の建物で、クメール料理を出す店。ライスクラッカーのナタンソースなど。
名物ナタンソース / クメール風チキン

ワットボー通り近くのクメール料理店。ロックラックやアモックが揃い、夜はアプサラ舞踊の上演もある。
名物ビーフロックラック / アモック / 青パパイヤサラダ
若者の職業訓練を兼ねたレストラン。庭席があり、カボチャとカモのコロッケなど創作寄りの皿が並ぶ。
名物カボチャとカモのコロッケ / ワニバーガー

若者の自立支援を兼ねたレストラン。バナナの花のサラダ、アモック、チキンと空芯菜のスープなど。
名物アモック / バナナの花のサラダ

ロータスブラン ホテル内のレストラン。魚のアモックやスープ、焼きたてのパンが評判。
名物フィッシュアモック
シンタマニ系のホテル内。ブランコ式の席が名物で、クメール風の皿とカクテルを出す。
名物クメール料理の小皿 / カクテル

クメール・ルージュ後に最初に開いた麺店とされる朝食の老舗。現在はキングスロード・アンコール内に移転。
名物クイティウ

ជ្រុងគុយទាវ
バケン通りの麺店。豚や牛などの具を選べるクイティウ。
名物クイティウ

ភោជនីយដ្ឋាន រតនា
6号線沿いの食堂。炭火焼きの豚肉、卵、スープ、漬物が付く朝ごはん。
名物バーイサイッチュルーク

チョコレートロードのカフェ。豚肉ご飯やオムレツのマフィンなどの朝食。
名物豚肉ご飯 / オムレツマフィン

ផ្សារចាស់
市場の中の食堂と屋台。焼き豚ご飯、ノムバンチョック、クイティウが食べられる。
名物焼き豚ご飯 / ノムバンチョック / クイティウ
夕方から開くナイトマーケット周辺の屋台。クメール麺や串焼きなどが並ぶ。
名物クメール麺 / 串焼き
タプール通りのパン屋カフェ。オムレツとパン、果物のブレックファストが定番。
名物ブレックファスト・グルマン / クロワッサン
カンダル・ビレッジのスペシャルティコーヒー店。コールドドリップや自家製ケーキなど。
名物エスプレッソ / コールドドリップ
オールドマーケット近くの本のあるカフェ。オールデイブレックファストやカンボジア産コーヒー。
名物オールデイブレックファスト / カンボジア産コーヒー
製菓学校のカフェ。クロワッサン、レモンメレンゲパイ、フォンダンショコラなど。
名物クロワッサン / レモンメレンゲパイ
ワットボー通り近くのカフェ。タパスやオールデイブレックファスト、グラスワイン。
名物タパス / オールデイブレックファスト
2008年開業。若者に就業の機会を作る取り組みをもつカフェ&レストラン。
名物コーヒー / 朝食
自家焙煎のコーヒーとベーカリーのチェーン。サンドイッチやパスタ、サラダも。
名物自家焙煎コーヒー / サンドイッチ
旧市街の路地にあるベジタリアン料理店。やさしい味のクメール料理で、元の店舗は閉店し現在は別店舗で営業。
名物ナスとヘチマの炒め / ココナッツのディップ
パークハイアット内。サンドイッチやジェラートなど、軽く休める店。
名物ジェラート / サンドイッチ
1920年代の上海をイメージしたカクテルバー。ジャスミンティーシロップのカクテルなど。
名物ローズ&レモングラス・マティーニ / チャイナホワイト
26番通りのバー。手頃な酒とビリヤード、地元バンドの演奏。
名物ビール / ライブ
アレーウエストにあるU字カウンターのバー。オーナー手製のカクテル。
名物クラフトカクテル
営業時間・価格は調査時点の目安です。訪問前に公式情報をご確認ください。調査日: 2026-10-08

5〜15USD前後
カンポット産の高級胡椒。黒・赤・白があり、香りが強い。
オールドマーケット / 専門店
小袋や小瓶は持ち帰りに便利。

4〜12USD前後
ココナッツ、カシューなど、ヤシ砂糖を使った手土産向けのクッキー。
土産店 / ナイトマーケット
パッケージ違いが多い。賞味期限を確認する。

10〜80USD前後
カンボジア産のシルクを使ったスカーフ、ポーチ、小物。工房直営は品質が確かで、価格は高め。
アルティザン・アンコール / ナイトマーケット
市場で買う場合は手織りか機械織りかを確認する。

2〜8USD前後
ヤシの樹液を煮詰めた黒糖。ブロックや瓶入りがあり、料理や飲み物に使う。
オールドマーケット / スーパー
液漏れしやすいので袋で二重に包む。

3〜10USD前後
カンボジアの伝統的なチェック柄の綿布。スカーフ、日よけ、タオルとして使える。
オールドマーケット / ナイトマーケット
綿100%かどうか確認する。





オプショナルツアーの目安。料金・催行状況は予約サイトで最新情報をご確認ください

ツアー
朝日観賞のあと、回廊と第一回廊のレリーフを解説付きで回る。
時期: 通年(雨季は日の出が曇りやすい)
予約のコツ: VELTRA・KKday・Klookなどで予約可。アンコールパスの購入代行は別途確認

日帰りツアー
アンコールワット、バイヨン、タ・プロームを1日で回る定番ツアー。
時期: 通年
予約のコツ: 日本語ガイドは早めの予約が安心。パス代は含まれないことが多い

日帰りツアー
プレア・カーンなどの大回りの遺跡を巡り、夕日の時間にプレループへ。
時期: 通年(乾季は夕日がきれいな日が多い)
予約のコツ: 日没時刻に合わせた出発時刻を確認する

日帰りツアー
彫刻が見事な寺院と、千のリンガの川を1日で巡る。
時期: 通年(雨季は滑りやすい)
予約のコツ: 別料金の入場料の有無を確認する

日帰りツアー
アンコールからさらに東の崩れた遺跡へ。バンテアイスレイ組み合わせプランもある。
時期: 通年
予約のコツ: 遠いので朝早い出発のプランを選ぶ

自然・エコツアー
高床式家屋の村を巡り、水没林をボートで抜け、トンレサップ湖の夕日を見る。
時期: 通年(水位が高い時期が見やすい)
予約のコツ: 水位により運行範囲が変わる。予約時に確認する

自然・エコツアー
滝、川底の彫刻、巨大な寝釈迦仏のある寺院を訪ねる自然派の日帰りツアー。
時期: 通年(雨季〜乾季前半は水量が多い)
予約のコツ: 入山料が料金に含まれるか確認する

フード
市場で食材を選び、アモックなどの家庭料理を作って食べる。
時期: 通年
予約のコツ: 午前・午後の枠がある。人気枠は前日までに予約

ナイトツアー
カンボジアの物語を題材にしたアクロバット・音楽・ダンスの公演。
時期: 通年
予約のコツ: 公式サイトで席種を指定して予約。人気日は売り切れやすい

ウェルネス
遺跡歩きで疲れた足や肩をほぐす。クメールマッサージ、アロマ、フットなどがある。
時期: 通年
予約のコツ: 人気店は夕方に混むため予約が安心
アンコール遺跡群では肩と膝を隠す服装が求められる。キャミソールや短パン・ミニスカートでは入場を断られることがある。サンダルより歩きやすいスニーカーが向く。
アンコールワット第三回廊(中央祠堂)は階段が非常に急で、12歳未満は入場不可、仏教の祝日は閉鎖される。混雑時は人数制限があり、待ち時間が出る。雨の日は石段が滑りやすい。
カンボジアには内戦期の地雷・不発弾が残る地域がある。遺跡や登山道では指定された道と観光路から外れず、藪や人気のない場所に入らない。
遺跡や市街で子どもから物を買ったり金銭を渡すと、学校に行かず物売りをする状況を助長しかねない。孤児院の見学ツアーも、子どもの保護の観点から問題視されている。寄付を考える場合は、学校や認定された団体を通す。
乾季でも日中は暑く、暑季(3〜5月)は特に厳しい。水は買ったものを飲み、帽子・日焼け止め・こまめな水分補給を。蚊が媒介するデング熱があるため、虫よけと長袖で対策する。
パブストリートやナイトマーケット、トゥクトゥクの乗降時にスリやバイクによるひったくりがある。バッグは体の前に持ち、スマートフォンを道路側で操作しない。
アンコールパスは公式券売所(Road 60付近)か公式サイトで購入する。顔写真が入り、入口で提示を求められる。非公式の販売は無効の恐れがある。3日券・7日券は有効期間が決まっている。
乗る前に行き先と料金を決めておく。PassAppやGrabなら料金が分かりやすい。遺跡巡りは1日貸切にするとドライバーが待ってくれる。道路は混雑し、バイクが多い。
調査日: 2026-10-08。料金・営業時間・運行情報は変わることがあります。お出かけ前に公式情報をご確認ください。